最終更新日 2023年1月25日
「ゼッチ住宅の導入を考えている」
「ゼッチ住宅のメリットとデメリットが知りたい」
「二世帯で安心して暮らせる住宅が欲しい」
近年不動産業界で話題になっている言葉の1つにゼッチと呼ばれるものがありますが、これはネットゼロエネルギーハウスの略称となっています。
導入した家は断熱性や省エネ性能が上がり、家自体がエネルギーを自ら作り出すことによって、年間の光熱費を最大限までゼロに近づけることが可能となります。
断熱性能の高い外壁を用いたり、断熱性能に優れた窓を導入することによって、電気代などのエネルギー消費量を比較的抑えられる住宅になるのです。
近年の日本では夏になると猛暑日を記録する日も多いですが、このような暑い日でも、反対に氷点下になるような凍える冬場の雪の日でも、自宅の外の温度に影響されることなく、自宅の中では快適に過ごすことができるようになるのです。
ゼッチ住宅を建てるとなった場合には、一般的な住宅と比べた場合には値段が高くなっているので、国から補助金を支給することができます。
補助金の金額は年により異なり、場合によっては今後数年のうちに制度がなくなってしまう可能性も考えられます。
新しい情報を出来る限り早く入れておく必要があるでしょう。
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目次
エスコシステムズも推奨!ゼッチを導入するメリット
ランニングコストを抑えられる
このようなゼッチを導入することには数多くのメリットがありますが、その1つに挙げられることがランニングコストを抑えられる点です。
近年では家電量販店においても、商品の販売価格だけではなく、ランニングコストまで一緒に表示されるようなシステムが整っています。
ランニングコストについては、出来る限り安い方が、これからずっと使い続けていく際には安心感が得られるでしょう。
このエネルギー消費量がゼロに近くなるため、光熱費もゼロになる可能性がぐんと高まるのです。
さらに太陽光発電システムを設置すれば光熱費がかかることもなく、電気を売って収入を得ることも可能です。
これから何十年も住宅で生活をする上で、光熱費を削減できるだけではなく収入が得られるでは大きなメリットだとゼッチを推奨するエスコシステムズさんも言っています。
災害に強い
そして2つ目のメリットが災害に強い点です。
太陽光発電や蓄電システムを備えた上で、自宅でエネルギーを作り出すことができるので、万が一災害が発生してライフラインが動かなくなってしまったとしても、電気を使うことができるのです。
太陽光発電で作り出した電気を蓄電池に貯めておくことによって、突然停電が発生したとしても、その瞬間に蓄電池から電気を供給することが可能です。
大地震が発生することも多いですが、このような時に長時間電気の供給がストップしても、蓄電池が動いていれば数日間は生活をすることができるでしょう。
地震により停電になって、電気が一切使えないとなれば非常に不便な生活を強いられることになります。
少しでも電気が残っているようであれば、携帯電話を充電して連絡を取り合い男を取るなど、できる限りのことが増えるでしょう。
近年の日本は大規模災害や異常気象が非常に多くなってきています。
このような災害の際に役立つ事は大きなメリットの1つといえます。
断熱効果
そして3つ目に挙げられる事は断熱効果が挙げられます。
ゼッチの実現のためには、断熱性能を取り入れる必要があります。
断熱性能がしっかりと施されていれば、建物全体が快適な温度を維持しやすく、冷房や暖房代の節約にもつながるでしょう。
部屋ごとの温度の差を小さくすることができるのも1つの魅力です。
ヒートショックの予防にもつながる
冬場にはヒートショックでなくなる人も増えてきていますが、温度差が少なくなることにより、このようなヒートショックの予防にもつながるのです。
夏は涼しく、そして冬は暖かい、1年中住宅の中を快適な温度で過ごせることも大きなメリットの1つです。
近年ではヒートショックが原因で亡くなる人は増加傾向にあり、なんと1年間のうちに約17,000人もの人がヒートショックで亡くなるとされています。
これはなんと1年間の交通事故死亡者数の4倍にも上る数なのです。
特にヒートショックは高齢の人が亡くなるケースが多く、若い人でも引き起こす危険性が十分に考えられるのです。
一生涯これからずっと健康で長生きしていくためにも、ゼッチの導入は必要不可欠といっても言い過ぎではありません。
一昔前の住宅は熱が逃げてしまうので、部屋全体を暖める事は難しかったのですが、これからは高い断熱効果によって熱を逃すこともなく、部屋のいたる所まで快適に過ごすことができるでしょう。
廊下やトイレ、脱衣所等も暖かく、非常に過ごしやすい住宅になります。
イニシャルコストが高くなるのがデメリット
とはいえデメリットがあるのも実情であり、それはイニシャルコストが高くなる点です。
設置にするためには約200から250万円ほどの費用が必要だとされていて、住宅が大きくなればなるほど、さらに費用がかかることでしょう。
また発電量が一定ではなく、窓等の開講の大きさが制限されてしまいます。
まとめ
このようなデメリットがあるものの、圧倒的にメリットの方が多いことがわかるでしょう。
毎日の生活にかかる費用を上手に減らし、それと同時に環境にやさしい素晴らしい住宅と言うことがわかります。