ゴールドの積立てで理解しておきたいこととは

最終更新日 2023年6月14日

1.小さい単位の金をお金で買う積立方法

最近は、不景気の影響もあり投資が流行しています。

かつては、投資をする人は会社員などではなく専門的な人が行っていました。

ところが最近は、会社員の収入だけでは足らず、投資をすることによって収入を増やそうとしている人が少なくありません。

その種類も、不動産投資の場合もあれば為替や株の場合もあり得ます。

ゴールドの積立を行っている人も増えてきている傾向があるでしょう。

ゴールドの積み立ては、一般的に考えられている金の延べ棒ではなくもう少し小さい単位のものです。

金の延べ棒とは、金地金と呼ばれるものであり一つが非常に高価です。

相場によって変わるものの、1本あたり500万円ぐらいの予算が必要になると考えておけばよいでしょう。

そうだとすれば、サラリーマンでも手に入れることができますが初期の段階ではもう少し小さい単位のものを扱う必要があります。

その小さな単位のものがゴールドの積み立てになります。

ゴールドの積み立ては、イメージ的には株取引きや為替取引きと同じようなものと考えておけば間違いありません。

厳密にいえば、違いはありますがどちらも投資のジャンルに入りますし、金をお金で買うことになりますので為替や株と共通している部分は多いです。

ゴールの積み立ての特徴は何かといえば、一つは比較的低い金額からスタートできる点になります。

最小単位で\1000から購入することができるため、あまりお金を持っていない人で投資をしたいと考えている人ならば積極的に行ってみるべきです。

2.ゴールドの保管料はほぼかからない

もちろん損失を出すのはつらいことかもしれませんが、それが100万円なのかそれとも\1000なのかで大きく違いが出てくるものです。

最初の段階ではたいてい失敗しますので、まずは\1000から投資をしてみるのよいかもしれません。

ただ、1000円だけ投資をしたとしても勉強にならないわけではありませんが、ほとんどお金をもうけることはできません。

わずか1か月で数\10程度しかもうからないこともあります。

もちろん逆に損失を出す場合でも、数\10程度になりますので痛くもかゆくもありませんが、どうせならもう少し大きな金額で試した方がよいでしょう。

最終的にはその人のお財布の事情によって異なりますが、10万円ぐらいからスタートしてもよいかもしれません。

それだけの投資をすれば多少の値動きで1000円単位でもうかることもあれば逆に損失が発生することもあります。

それだけの損失が発生したりもうかることにより、より真剣に投資と向き合うことができるようになります。

ゴールドの投資となれば管理保管料が関係してきます。

管理保管料とは、そのゴールドを預けておく時の金の保管料になります。

いくら積立するといっても自分の手もとに現物があるわけではありません。

実際には、業者の方で預かってもらうことになります。

その時の保管料、つまり場所代やセキュリティに関する費用などが管理保管料と呼ばれるものです。

ただ、実際には積立の場合は保管料はほぼかからないといってよいでしょう。

なぜなら株式会社ゴールドリンクも解説してますが、金の延べ棒などと異なり大きなものではないからです。

ほんのわずかな数センチのものに保管料がかかるとすればかなり足元を見られていると考えてよいでしょう。

3.本格的に投資する時のポイント

うまくお金をもうけるためには、相場が低い時に購入して高い時に売却することです。

とはいえ、最初の1年から3年ぐらいの間は、その感覚がほとんどわかりません。

なぜかといえば、どの段階が一番底をついているのかそしてどの段階が天井なのかが明確でないからです。

本当の天井と呼ばれるところと本当の底がわかれば問題ありませんが、実際には天井だと思ってもさらに天井がありますし、底だと思ってもそれ以上下に突き抜ける場合もあります。

ナイアガラの滝のように落差が激しいことも、たまにはあり得るわけです。

この感覚は、何年も投資をやらない限りなかなか理解できませんのであまり思い込みで投資をしないことが重要になります。

あまりお金を投資しないうちは関係ありませんが、本格的に投資をするとなれば売買のタイミングのことも頭に入れておかなければなりません。

単純に説明すると、購入した時の金額よりも時間が経過するとともに価値が下がってしまう場合もあります。

確率とした50%ほどになりますが価値が下がってしまうと焦って計算してしまう可能性も出てくるでしょう。

ですが、決算をしてしまった時に限りまた価格が上昇して損することになります。

価格が上昇すると悔しい思いをすることになりますのでもう一度購入してしまいますが、購入したとたん大暴落が起こるようなことも普通に考えられるわけです。

この感覚はなかなか味わってみないとわかりませんが、何度か経験するうちにやがて冷静にトレードをすることができるようになるでしょう。

いずれにしても、毎日研究をしながら相場がどのようになるかをじっくりと落ち着いてみていかなければなりません。

落ち着いてみることができれば、それほど大きな失敗をすることもないでしょう。

それと同時に、お金を客観的に見ることができるようにしておくことが重要です。