最終更新日 2023年6月14日
年末に多くの職場で開催される忘年会
忘年会は年末に多くの職場で開催されます。
単に会社の人たちで集まって飲み会を行うのを忘年会と称するところもあれば、本格的な余興を行うようなところも当然ながらあります。
いずれの場合でも上手に立ち回ることで上司の評価を上げられます。
一方で下手なことをしてしまうと、上司の評価は簡単に下がります。
それだけではなく、周囲の先輩や後輩なども冷たい視線を向けるようになり会社に居づらくなることもあります。
無難に過ごしたい人や評価を上げたい人などは立ち回り方を事前に知っておくと安心です。
一番やりがちなミスは上司と関係ないところで盛り上がることです。
上司としては自分を中心として盛り上がってほしいと思っています。
そんな中、自分から離れたところで楽しそうにお酒を飲んでいる人たちを見ると少しイライラするものです。
コミュニケーションをとろうとしない姿にさらに怒りがこみ上げ、結果的にその人たちを呼び寄せて説教が始まります。
遠くで楽しんでいた人からすれば急な展開に驚き、説教を始めた上司に疑問を抱いてしまいます。
知らず知らずのうちに評価を下げるのはできれば避けたいところです。
定期的にお酒を注いで回るのがおすすめ
これを防ぐには定期的にお酒を注いで回るのがおすすめです。
ビール瓶を片手にテーブルを回り、上司だけでなく先輩や後輩に注いで回ることでコミュニケーションがとれます。
上司に対する挨拶は忘年会の前にしてありますが、お酒の席での挨拶として改めて行っておくことが大切です。
それをしておけば、ちゃんと挨拶をしてくれたとか会話をしてくれたという認識になるためそこから怒ることにはつながりにくいです。
たまたま遠くの席になったとしても、お酒を注いで回ることを忘れなければ知らないところで評価が下がるようなことにはなりません。
あと料理も大切です。この寒い時期はオススメです。あったまるだけでなくお鍋を食べれば上司と親睦が深まるがもしれません。
上司がグルメの方なら、お酒だけでなく本格的な料理が楽しめるお店が喜ばれます。
次に評価が下がりがちなのは急激にキャラクターが変わることです。
仕事中はマジメなのにお酒が入ると陽気になる人がいます。
この場合はそこまで問題ではないですが、口数が急に増えて仕事の話をし始めると要注意です。
会社の中では何も言わない人がお酒が入ると会社のグチを言い始めるというのはよくありません。
会社のグチを言うことがいけないのではなく、普段思っていることを酒の力を借りて言う行為がいけないからです。
信頼関係があれば普段からそうした話や説教などがなされますが、それがないからこそ酒を飲んで言うことになってしまいます。
これを防ぐには普段から心を開くか、もしくはお酒の量を減らして普通に話をするかのいずれかが必要です。
普段から色々なことを話していれば仮にお酒を飲んで多少きついことを言ってもそこまでは思われません。
急変するからこそ怖さを感じます。
それが無理ならお酒の量をセーブして普段通りに話をしていくのがベターです。
上司にとってみれば、お酒を飲んでもあまり変わらない姿に安心感すら覚えます。
近年はコンプライアンスの問題もあるため、安心安全な人を求めがちです。
お酒が弱いことを自覚してセーブできる人ほど実は評価が上がりやすいと言えます。
宴会芸や余興を披露する場合のポイント
宴会芸や余興を披露する場合のポイントですが、やるとなったら全力でやりきるのが一番です。
カラオケなどでも自分は歌いたくない、お前が歌えよというやり取りがよくあります。
意外と本人たちはそのじゃれ合いが楽しいものですが、その周りは大して面白くありません。
逆にどんどんハードルが上がり、渋々歌ってもよほどうまくなければ盛り上がりません。
こうなると場の空気はかなり冷えます。
歌うとなったら全力で歌う、下手ながらも精一杯歌うことを心がければその精一杯頑張る姿に拍手を送りたくなるものです。
余興では物まねのようなことをさせられたり、裸になって下品なことをしたりするのが一般的です。
若手の時代はそれが当たり前という上司の経験がそうした空間を作り出します。
物まねは全くできないし、下品なことはやりたくない場合でそれでも何かをしなきゃいけない時は手品がおすすめです。
すぐにできるようなカードマジックをやっておけば一芸として上司も認めてくれます。
毎年新作を披露していけば自然とそういう役回りから免除されます。
忘年会が憂鬱な人も多いですが、事前に準備をしておけばむしろチャンスです。
新人社員の場合、もし一芸があるとなれば一気に評価を上げられます。
お酒の席で上司と打ち解けられればその後の仕事もかなりやりやすくなります。
また余興をするにしても積極的にやっていけば、周りの社員の目も温かくなるものです。
一番嫌われるのは参加したがらない人です。
長くその会社で働きたい場合は忘年会などの親睦を深める場では仕事以上に頑張ることが求められます。
上司が本音の部分で何を考えているのか知りたくて、忘年会に参加する人もいます。
常に上司の横にいる必要はありませんが、楽しく上司とお酒を飲めるのが理想的です。
それが無理でも、要所を押さえて参加できればそれで十分です。