学生ローンの返済は短期間が理想

最終更新日 2023年1月25日

学生ローンでお金を借りる際、月々の返済の事を考えて長期間の分割払いやリボ払いを選択する人がとても多いです。
これらの方法は「月々の返済額を抑える」という点ではとても有意義なのですが、「支払総額」という点で考えるとあまり好ましいものではありません。
お金を借りると、金利分の利息を加算して返済する事になります。

近年は学生ローンに限らず、銀行口座からの引き落としなど、「返済している」とあまり意識する事なく、支払い作業が行われますので、明細を見る機会は少ないのではないでしょうか。
後日明細が送られてきても、明細だと分かっているのでわざわざ確認せず、未開封のまま破ってゴミに出す人もいるようです。
ですが、そこには支払い明細があります。

元本と利息をそれぞれどのくらい返済しているのかが分かります。
本来はしっかりとチェックしてもらいたいものですが、分割払いやリボ払いの人は、支払明細を見ると驚くかもしれません。
なぜなら、返済金額の大半が利息だからです。

例えば100,000円を金利18%、リボ払いで借り、月々の返済額を5,000円前後に設定したとします。
この数字だけで考えると負担も少なく、お金を借りられて有意義だと思うかもしれません。

ですが、リボ払いはどうしても長期間の返済になりますので、例えば36回で完済する計算だとすると、3年借りる事になりますので、かなり大きな額に膨れ上がります。

信じられない話ですが、かなり圧を感じてしまう金額になってしまいます。
これを支払っていく事になりますので、元本がなかなか減っていかないのです。
月々の支払額ではなく、返済総額で考えたら、出来れば短期間でお金を借りた方が良いのです。

金利が高いのと低いのとでは、最終的な総返済金額が大きく異なってきますから、それを肝に銘じておく必要があるでしょう。
ですから学生ローンの会社を選ぶ際には、金利についても要チェックなのです。
もちろん金利が安くても怪しいところなどは避けるべきでしょうし、少しでも安全性の高い所を見極めたいですね。
学生ローンは確かにとても便利で助けられることも多いでしょう。
しかし借金であるということは絶対に忘れないでくださいね。

 

 

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